10月6日、太原へもどる途中に、気になる名前の寺院があるので、そこに立ち寄る事にした。

タクシーをチャータし、バス路線のある所まで300元で妥結、早速出発。

 

なだらかな坂道を上る頂上近くに金閣寺はあった。

京都の金閣寺との比較をしようと入っても金色に輝く建物はなく、普通の建物だった。

元は唐代の創建らしく、金メッキの瓦で屋根が葺かれていたらしい。

しかし今は後に再建された本堂に当地最大の立観音像が鎮座し、じっと私を見下ろしている。

ここまで来る観光客は非常に少なく静かな堂内で対峙すると、その荘厳な姿に心うたれ暫し合掌、

般若心経を唱える。

 

峠を越えて下ってゆくと南禅寺に到着。

こちらも京都の南禅寺を想像していたのだが、非常に素朴な、小さな寺院であった。

こちらは現存する木造最古の建築物の一つで唐代の建物がそのまま残っている。

大仏殿(本堂)の屋根の両端の瓦は奈良の東大寺の物と同じと気づいた。

中の仏像も素朴で美しい姿であった。しかしこれほど重要な文化財だが、

老僧4人が境内の部屋で寝泊まりして管理している様子。

 

観光資源に成らないとあまり大事にされないのか? 

中国の文化財の価値観がどこに有るかがよくわかる経験であった。

JF 

中国最古の木造建築「南禅寺」 

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